小学生の6年間で育てたい力とは ― 文部科学省の考え方と保護者の願い ―

小学校入学前に考えたいこと

── 文部科学省の方針と保護者の願いから考える、小学校6年間で育てたい力 ──

小学校入学を目前に控えた時期、多くの保護者の方が、期待と同時にさまざまな不安を感じ始めます。
「勉強についていけるだろうか」「友だちとうまくやっていけるだろうか」「この6年間で、どんな力を身につけてほしいのだろうか」。目の前の入学準備に追われる中で、「小学校6年間」という少し長い時間軸で、子どもの成長を考える機会は、意外と多くありません。

本コラムでは、これから小学校1年生になるお子さまをお持ちの保護者の視点に立ちながら、

保護者が子どもに願う成長と、文部科学省が示している小学校教育の考え方を整理し、その共通点を見つめていきます。


これから小学校に入学する保護者が感じやすい不安とは

小学校入学前の不安は、決して特別なものではありません。多くの保護者が、次のような思いを抱えています。

  • 勉強についていけるかどうか

  • 集団生活の中で困らないか

  • 自分で考え、行動できるようになるのか

  • 友だち関係で悩まないか

これらはすべて、「うちの子は大丈夫だろうか」という素朴で自然な気持ちから生まれています。そしてその背景には、「学力」だけでなく、「人としての土台」をしっかり育ててほしいという願いがあるように感じられます。


小学校6年間で、保護者が子どもに身につけてほしいと考えていること

多くの保護者が小学校生活に期待しているのは、テストの点数や成績だけではありません。

  • 自分で考え、選び、行動する力

  • 失敗しても立ち直れるしなやかさ

  • 周囲と関わりながら生活する力

  • 好きなことや得意なことを見つける経験

こうした力は、短期間で身につくものではなく、日々の学校生活や人との関わりの中で、少しずつ育っていくものです。小学校6年間は、その「土台づくり」の時間だと捉えている保護者も多いのではないでしょうか。


文部科学省が示す、小学校教育で育てたい力

文部科学省もまた、小学校教育において「学力」だけを目的としているわけではありません。学習指導要領では、子どもたちに育てたい力として、

  • 知識・技能

  • 思考力・判断力・表現力

  • 学びに向かう力・人間性

といった要素が示されています。

これは、「知っているかどうか」だけではなく、「それをどう使うか」「どう社会と関わるか」を重視する考え方です。

文部科学省の公式サイトでも、学校教育の役割として、社会の中で主体的に生きていく力を育むことが示されています。(参考:文部科学省「学習指導要領」)


文部科学省の考えと、保護者の願いはずれているのか

一見すると、「国の方針」と「家庭の思い」は、別のもののように感じられるかもしれません。しかし、よく見ていくと、その方向性は大きくずれていないことがわかります。

保護者が願う

「自分で考えて行動できる子」

「人と関わりながら成長できる子」という姿は、

文部科学省が目指す

主体的に学び、社会とつながる力」と重なっています。

つまり、目指しているゴールは同じであり、アプローチや言葉の使い方が違うだけだと捉えることもできます。


入学前に知っておきたいこと

── 学力だけでは測れない小学生の成長

小学校生活が始まると、どうしても成績やテスト結果に目が向きがちになります。しかし、成長の多くは数字では見えにくいところで起こります。

  • 朝の準備を自分でできるようになる

  • 友だちと意見をすり合わせられるようになる

  • 困ったときに助けを求められるようになる

こうした変化は、日々の生活の積み重ねの中で少しずつ表れてきます。小学校6年間は、その積み重ねの連続です。


民間学童という場が担える役割

こうした成長を支える場は、学校や家庭だけではありません。放課後の時間を過ごす「学童」という環境も、子どもにとって大切な生活の一部です。

民間学童では、

  • 異学年との関わり

  • 日常生活の中での役割分担

  • 自分で選択し、行動する経験

など、学校とは異なる形での学びや経験が生まれます。

勉強を教える場でなくても、安心して過ごせる居場所があり、大人に見守られながら日常を積み重ねること自体が、

子どもにとっては大きな成長の土台になります。これは、文部科学省が示す「社会性」や「主体性」とも、自然につながる考え方です。


子どもの6年間を支えるために、大人ができること

小学校6年間は、子どもが大きく変化する時期です。その変化を完璧にコントロールすることは、誰にもできません。

だからこそ大切なのは、

  • 子どもの成長を長い目で見ること

  • 結果だけでなく過程を見ること

  • 安心して失敗できる環境を整えること

家庭、学校、そして地域や学童など、複数の大人がそれぞれの立場から子どもを支えることで、子どもは少しずつ、自分の力で前に進めるようになっていきます。


おわりに

これから小学校1年生になるお子さまにとって、これから始まる6年間は、学びと成長の連続です。

保護者の願いと、国が示す教育の方向性は、決して対立するものではありません。どちらも、「子どもが自分らしく生きていく力を育てたい」という思いにつながっています。

日々の生活の中で、その土台を少しずつ積み重ねていくこと。それが、小学校生活を支える何よりの準備なのかもしれません。


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